1470年 朝鮮の使者が対馬の宗貞国に密航者を取り締まるよう要求

夢子

2015年01月21日 11:11

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1470(文明2)年の出来事





1470年 朝鮮の使者が対馬の宗貞国に密航者を取り締まるよう要求


朝鮮王国・成宗(ソンジョン)の使者が、対馬の守護大名・宗貞国(そうさだくに)に、当時激増していた密航者を取り締まるように要求。

※朝鮮側が許可した者以外の渡航禁止
※三浦(朝鮮半島南部)の日本人居住者数の制限

また、宗家に対して、渡航回数が約束の年間50隻をはるかに超えており、厳しく注意がなされた。


当時、朝鮮にとって貿易は利益を産み出すものではなく国庫を圧迫する要因となっていた。また朝鮮国内における通交者の滞在費・交易品の輸送も朝鮮側が担っており、こうした負担も無視出来ないものであった。



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