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2015年01月09日

1468年 関白の一条兼良(いちじょうかねら)が戦渦を逃れ京を脱出

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icon51 1468(応仁2)年の出来事






1468年 関白の一条兼良(いちじょうかねら)が戦渦を逃れ京を脱出



一条兼良(いちじょうかねら)

室町時代の公卿、古典学者

生誕  応永9年5月7日(1402年6月7日)
死没  文明13年4月2日(1481年4月30日)


応仁元年(1467年)月に関白になる。しかし同年9月に応仁の乱が勃発。⇒1467年1月18日 応仁の乱がはじまる

戦場となった京は焦土と化し、応仁2年(1468年)8月、一条兼良は僧侶となった我が子・尋尊((じんそん)を頼り奈良の興福寺へ。

文明9年(1477年)、応仁の乱が終息すると京に戻るその後は室町幕府9代将軍・足利義尚や生母・日野富子の庇護をうける。






一条兼良の著書

『公事根源』
『樵談治要』
『桃華蘂葉』
『日本書紀纂疏』
『伊勢物語愚見抄』
『尺素往来』
『花鳥余情』(源氏物語の注釈書)
『源語秘訣』(花鳥余情の秘伝書)
『源氏和秘抄』
『源氏物語之内不審条々』
『口伝抄』(源氏物語の注釈書)
『源氏物語年立』  

Posted by 夢子 at 11:111468年

2015年01月08日

1468年 宗祇の旅日記『白河紀行』完成

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1468年 宗祇の旅日記『白河紀行』完成



宗祇(そうぎ)

室町時代の連歌師

生誕  応永28年(1421年)
死没  文亀2年7月30日(1502年9月1日)

宗砌、専順、心敬(⇒1468年 心敬の随筆本『ひとりごと』完成)に連歌を学び、東常縁に古今伝授を授けられた。


白河紀行

筑波山から宇都宮、日光、大田原を通り、関所で有名な白河までの短い旅行の記録です。





  

Posted by 夢子 at 11:111468年

2015年01月07日

1468年 木綿販売で小物座と布座が衝突

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1468年 木綿販売で小物座と布座が衝突

興福寺の管轄下で木綿の販売権をめぐって小物座と布座が衝突。

当時、木綿は輸入されるようになったばかりで、どこの座が販売するのか決まっておらず、小物座と布座が独占権を主張したためもめることに。この揉め事は楽座楽市ができるまで約100年続いた。





法相宗大本山 興福寺
奈良市登大路町48番地

興福寺は平城京遷都の710年に藤原氏の氏寺として建立された。藤原氏の勢力が大きくなるにつれて興福寺も勢力を増していった。

1180年の平氏の焼討ちで、堂塔はことごとく焼けてしまい、10年以上かけて再建。しかし、その後も度重なる火災によって再建を繰り返す。

  

Posted by 夢子 at 11:111468年

2015年01月06日

1468年 心敬の随筆本『ひとりごと』完成

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1468年 心敬の随筆本『ひとりごと』完成


心敬(しんけい)

室町時代中期の天台宗の僧、連歌師

生誕  1406年(応永3年)
死没  1475年5月20日(文明7年4月16日)

幼い時に出家して比叡山で修行。京都十住心院の住持となり、権大僧都に上る。

和歌を正徹(しょうてつ)に学び、冷泉派の歌人として知られ、連歌作者としても時代を代表する存在となる。

随筆本『ひとりごと』は応仁の乱の戦乱を避け、関東に向かう途中に書かれたもの。

主著である『ささめごと』『老のくりごと』とともに、多くの知識人に影響を与えた。






  

Posted by 夢子 at 11:111468年

2015年01月05日

1468年 金春禅竹(こんぱるぜんちく)の『猿楽縁起(さるがくえんぎ)』完成

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1468年、能楽の指南書『猿楽縁起(さるがくえんぎ)』完成

金春禅竹(こんぱるぜんちく)は室町時代の猿楽師、能作者。

大和猿楽最古参とされる由緒ある流派、円満井座の流れを受け継ぎ金春一座を率いて活躍した。世阿弥の娘婿に当たる。

1468年、金春禅竹による能の指南書『猿楽縁起(さるがくえんぎ)』が完成。

本書には能の由来や禅竹自身の能楽論が書かれている。

のちに豊臣秀吉の庇護を受け、隆盛を極める金春流のバイブルになる。


宝山寺金春禅竹能楽伝書 猿楽縁起

金春禅竹による直筆原稿
奈良県指定文化財  

Posted by 夢子 at 11:111468年